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やばい日本史

読みたい本や人に勧められた本が、なかなか難しくて読みすすめられなくて挫折してしまった経験はありませんか?

本を読んで理解するという行為は、読む言葉や文章と、自分の中にある記憶との照合作業をしています。
なので予め言葉の意味や基本的知識がないと読めません。
これは子どもも大人も同じです。
もちろん速読も出来ません。
難しい、分からないと感じたら、基本に戻ることが大事。

例えば、人に勧めて頂いたある「歴史小説」を読みたいとします。
ところがその本は、ある程度歴史の知識がある方にとっては面白いと感じますが、
基礎知識がないと、理解することも困難です。
分からないところが少しならば、ある程度勘を使って読むことも可能ですが、分からない部分が多すぎると読み進めることすら困難になってきます。

大人になっても基礎知識を得ることは大切です。
時には子ども向けの本でも読みます。

最近、歴史が苦手な方や基礎知識を得たい方に良いのではないかと思った本があります。
「東大教授が教えるやばい日本史」
ダイヤモンド社
ポイント
・歴史の知識がゼロでも分かるように、人物の人となりや偉業をまとめている
・偉人の「やばい」エピソードも掲載
・混乱しがちな人間関係は、ひと目でわかるざっくり相関図にしている
・日本の歴史がざっくりわかる

Amazonのレビューでは
・面白いと感じるようにうまくまとめてあり、それを更に読んでみようと興味をひくように漫画にしている。
・今どきの若者が使う言葉を語り口調として、偉人の特徴と短所をテンポよく記している
・歴史上の偉人は実は人間味に溢れていてとても親しみをもてる人物なのだと面白く知ることができた
・日本史が嫌いな人にこそ是非読んで頂きたい、日本史に心を寄せられる一冊

こうした基礎知識を面白く楽しみながら得ると、苦手だった分野の本も楽しんで読めるようになり、読書や興味を持つ分野の幅も広げられるのではないでしょうか?